これぞ断捨離!「賤ケ岳七本槍」加藤嘉明が名品・虫喰南蛮を叩き割ったその理由とは? (1/3ページ)

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これぞ断捨離!「賤ケ岳七本槍」加藤嘉明が名品・虫喰南蛮を叩き割ったその理由とは?

セットの食器って、使うと気持ちいいですよね。特に10組セットを10人で使うように古ポテンシャルを発揮できると、用意する段階から楽しくなってしまいます。

でもどういう訳か、セットの食器って大抵1組がどこかへ行ってしまったり、割れてしまったりしてしまうもの。まさに満ちたる月の欠けざるなし、でしょうか。

「残り9組あるからいいじゃないか」……確かにそうなのですが、いま目の前にある9組よりも失った1組の方が心に残るのが人間というもの。

今あるモノより、失ったモノに意識がいきがち

「あの時、息子が割っちゃったんだよね……」

「貸したっきり、返してくれなくてさ……」これではせっかくの時間が台無し。

かと言って「残り9組も要らない!」と、なかなか断捨離にも踏み切れないのが人情。だってもったいないから……。

往時の武士たちにもそんな迷いがあったようで、今回はそれを振り切った「賤ケ岳七本槍」加藤嘉明(かとう よしあき)のエピソードを紹介したいと思います。

家臣が割った名品「虫喰南蛮」

加藤嘉明は羽柴秀吉(はしば ひでよし)に仕えた子飼いの武将で、賤ケ岳の合戦(天正11・1583年4月)はじめ数々の武功によって立身出世を果たしました。

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