デヴィ夫人83歳インタビュー!出川哲朗とイッテQ、ウクライナ電撃訪問…「私のエネルギーの源は“怒り”です」 (4/6ページ)
- タグ:
-
フワちゃん
-
河北麻友子
-
出川哲朗
-
世界の果てまでイッテQ
-
日本テレビ
日本国民からの、ものすごい数の“善意”がありました。しかし、運搬するお金がない。それでワタクシが、その費用を持とうと考えたんです。1月16日と23日に40フィートのコンテナを2個ずつ送りました。それでも、コンテナは2月末にしか届かないそうなんです。この寒さでは間に合わないと思い、まずはワタクシが今すぐ持って行けるものをスーツケースに詰め込んで、5人のボランティアと持って行きました。
――入国には時間がかかり、訪問した地はもちろん、戦争の真っただ中。当然、危険を伴っていた。
戦闘地に行ったわけではないですが、翌日にミサイルが落ちて11人が亡くなり、40人が負傷している危険な場所ではありました。私は1962年にキーウに行っていますが、当時、見たオペラ、バレエ、美しい建造物が忘れられません。日本でいう奈良や京都みたいな場所。そんな美しい街にある劇場を攻撃して、350人を生き埋めにした。さらに車で逃げようとした人も車ごと焼き殺したんです。これはもう、戦争犯罪以外の何物でもありません。
■世界の暗い歴史も経験
――華やかな社交界だけではなく、世界の暗い歴史も経験してきた。戦争、クーデター、亡命……。デヴィ夫人は、それらを目の当たりにし、何を思ったのだろうか。
動物の社会は捕食者と被捕食者に分かれますが、人間の場合、強者が弱者を襲って略奪し、領土を広げる。それは地球上に人間が存在したときから、変わっていません。“人類の歴史=戦争”なんです。たびたび日本で憲法9条について論争されますが、憲法は時代に合ったものでないと意味がありませんから、改正は当然です。武器を作る人がいる、それを売る商人がいる、それを買う人がいて、使う人がいる。いわゆる世界平和はありえません。それよりも世界秩序。その世界秩序を破ったのが、プーチン大統領です。スカルノ大統領は「ガイデッド・デモクラシー」といって、指導された民主主義を提唱していました。どれだけ理想を述べても、全国民が平等に「票」で採決するのは無理です。