デヴィ夫人83歳インタビュー!出川哲朗とイッテQ、ウクライナ電撃訪問…「私のエネルギーの源は“怒り”です」 (3/6ページ)

日刊大衆

――まさに有言実行。幼少の頃の夢を実現した形だが、デヴィ夫人は笑顔で遮り、こう話す。

 とてもイメージ通りとは言えない波乱万丈の人生でしたよ(笑)。スカルノ大統領との出会いから始まり、こういう人生を歩んだのは私の運命。少女時代に英語を学んだことが、大統領との縁を引き寄せたんだと思います。だからこそ、チャレンジ精神を失ってしまうと、人はダメになってしまうと思うんです。どこかで諦めていたら、ワタクシは今、こうしていられなかったはずですから。

■プーチン大統領は許せない!

 そんなデヴィ夫人は、1月下旬にロシアの侵攻を受けるウクライナを訪問し、注目を集めた。その行動力の源は、いったい何だったのか。

――昨年2月にロシアが侵攻してから、腹が立って眠れなくなりました。動物愛護や、難民の問題、私がチャリティに精を出すのも、すべて怒りからきているんです。今回のプーチン大統領の蛮行で、ワタクシの怒りの針は振り切れました。

■“ヒートテックを送りたい”と大使館に連絡し…

――だが、一個人ができることには限界がある。デヴィ夫人ほどの人でも、最初は、どう行動すればいいか、見当つかなかったという。

 最初は何もできないと思っていました。しかし、ミサイルでインフラストラクチャー(生活の基盤となる施設)が破壊され、ウクライナの電力供給が50%に落ちてしまった。零下20度で凍死する人がいるかもしれないと思うと、居ても立ってもいられなくなり、“ヒートテックを送りたい”と大使館に連絡したんです。驚いたことに、すでに日本中からヒートテックが送られていて、倉庫に保管されているとのこと。見に行くと、膨大な数の寄付品が保管されていましたよ。

――自身と同じように胸を痛めて行動している人が大勢いたことを知ったデヴィ夫人は、物資を用意するのではなく、自ら現地まで支援物資を届けに行こうと考えた。

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