「リング上も歌っているときもどっちも真剣です!」ジョーカー冬木閣下「歌って暴れるおじさんレスラーの巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (2/2ページ)

日刊大衆

“酔っ払いのおっさんと変わらんやないか”と、よく言われますよ(苦笑)」

■リングでは大暴れ!“歌手活動中”は…

 リング上ではヒールすらも、たじろぐほどの毒舌家に変身する閣下。だが、実は、もう一つの顔がある。

 それは歌手。アイドルや声優によるアニソン軍団「帝国歌激団」を率い、自らもイベントやライブハウスで熱唱する。さらに『世直しJOKER』でメジャーデビューを果たした。

 振り込め詐欺やモラハラ、セクハラ、酒気帯び運転など、世の中から悪事をなくそうとする啓蒙ソングだ。リングで大暴れする姿からは想像もつかない、人の道を説く歌なのだ。

「歌手活動は真剣なんです。歌っているときは、自分がレスラーであることを忘れます。ただ、スナックを1軒ずつ回ってCDを手売りする日々は、しんどかったですね。CDを買ってもらうため、何度も頭を下げました」

 リングでは暴君として振る舞いながらも、会場の外では低姿勢に生きる。その両面性は、強いカードにも弱いカードにもなるトランプのジョーカーそのものではないか。

 シニア世代のレスラーの生き方には、大いに学ぶものがある。閣下に敬礼!

よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など
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