郷土和菓子「あんびん」って知ってる?その材料や大福餅との違いなどを解説 (1/4ページ)
「あんびん」と大福餅
あんびんという和菓子のことはご存じでしょうか。これは大福餅と似ており、地域によってはあんぴん・おやき・ちゃなこ・はりこしと呼ぶこともあります。特に山形や長野や山梨、埼玉などで郷土料理として親しまれています。
作り方はシンプルで、薄く伸ばした餅の皮で、あんこを包むというもの。この説明だけを聞くとまるきり大福餅そのものですが、その違いは材料の塩にあります。
あんびんは、餅の皮の中に塩が使われており、この塩味が小豆(あんこ)の甘みを引き立たせる役目をはたしているのです。
ここであんびんの表記の話になりますが、あんびんを漢字で書くと塩餅となり、まさに塩が一番の特徴であることが分かります。
また、あんびんと大福餅の大きな違いとして、皮の材質が挙げられます。あんびんの皮は先述の通り薄く伸ばしたお餅ですが、大福餅の皮は白玉粉と砂糖から作られた求肥です。