細菌の持つ酵素を分離させ、空気中の水素から電気をつくることに成功。未来の空気発電装置に (4/5ページ)

カラパイア



 だが「天然の電池」のように空気や水素から発電できるHuc酵素は、太陽光発電にかわる持続可能な発電法になる大きな可能性を秘めている。

 ただし空気発電から発電できる電気はそれほど多くはなさそうだ。その用途としては、シンプルなコンピューター、時計、体情報モニター、LEDなどが考えられるという。

 それでも大量の水素があればそれだけ多くの発電ができるので、より電力を食う大きな装置も動かせるかもしれない。

 またHuc酵素を応用して、超高感度の水素センサーを開発できる可能性もあるという。

 もし今後、エネルギーが水素でまかなわれるような水素経済社会が実現すれば、水素センサーは水素の漏れを検出する大切なデバイスになるかもしれない。

 土の中の細菌が未来のインフラになる。この研究が示しているのはそんな可能性だ。


追記:(2023/03/12)本文を一部訂正して再送します。
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