ネス湖からネッシーがいなくなった!?2023年未だ目撃ゼロのネッシーはどこへ消えたのか (1/3ページ)

UMAの代表格であるネス湖のネッシー。長年多くの人々に目撃され、昔から大規模な調査も行われて様々な説が出ているが、その正体は未だに不明だ。
そんなネッシーが、昨年10月11日以来目撃されていないという報告が今年2月24日、スコットランドから寄せられた。
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ネッシーの目撃事例は公式の目撃記録を集計・報告する団体がまとめているが、今年は2月末になるまで1件も報告がなかった。ようやく報告された1件もネス湖畔に設置されたウェブカメラ経由で、本当にネッシーを捉えたものなのか審議中だという。
あまりにネッシーが姿を現さないため、現地の人々やネッシー愛好家の中で「ネッシーは姿を消してしまったのではないか」ともうわさされる。
しかしネッシーの目撃報告件数はそもそも年によってかなり変動があるそうだ。2022年も3月になるまで最初のネッシー目撃報告が全くなく、ようやく報告のあった1件も誤認の可能性が高いとして取り下げられるなど、紆余曲折のあった年だった。
実際、ネッシーの目撃件数は年々減少傾向にあると、ネス湖での公式目撃情報をすべて記録しているゲイリー・キャンベル氏は語る。
彼によれば、21世紀に入って一番目撃報告件数が多かったのは2017年の8例。近年で最も目撃報告が多かったのは1996年の17件だが、1930年代や1960年代には1年で20件以上目撃されることもあったという。
ここ数年でネッシーの行動範囲や生態に変化が起きたのだろうか。それを裏付けるように、ネッシーの目撃例が報告されていなかった時期に、遠く離れた場所でネッシーと思われる謎の生物の目撃証言が報告されていたのだ。
今年1月、アメリカのノースカロライナ州ボーグ・サウンドで、チャーター船を扱うChasin Tails Outdoors Bait & Tackle社のダニエル・グリフィー船長が仕事のために船を沖に出した直後、水面からかなり大きな何かが現れるのを目撃。