日本人イコール「生食民族」ではない。かつて日本人は「生野菜」を食べていなかった!? (2/4ページ)
キャベツの先祖はケールという一枚の葉の野菜で、これは古代エジプトでは薬として、またヨーロッパでは煮たり甘味を加えたりしてデザートとして楽しまれていました。現在のようにキャベツが球体になったのは13世紀頃と言われています。
日本には江戸時代末期に伝わっており、当初は葉牡丹や甘藍、玉葉などと呼ばれていました。しかし文明開化の時代になるまで、日本人はこれを生で食べる習慣を持っていなかったのです。
なぜ日本人は生野菜を避けたのかではなぜ、昔の日本人は野菜を生でバリバリ食べる習慣を持っていなかったのでしょうか。
それはいくつかの理由が考えられますが、まず単純に、昔の野菜は今ほどおいしくなかったことが挙げられます。
今の野菜は品種改良が進み、甘くて食べやすいものがどんどん登場しています。しかし、少し年上の人なら覚えがあるかも知れませんが、ほんの少し前の生野菜はえぐみが強かったりして食べにくかったものです。
現代はかなりのスピードで野菜の品種改良が進んでいるので、江戸時代頃の生野菜の味がどうだったかは推して知るべしでしょう。