日本人イコール「生食民族」ではない。かつて日本人は「生野菜」を食べていなかった!? (3/4ページ)

Japaaan

たくさんの野菜

また、衛生的な問題もありました。かつて、畑作では人糞などが肥料に使われていたので、畑で採れた野菜を生で食べるのは危険だったことでしょう。

人体にとって危険、という話になると、シュウ酸という成分も見逃せません。これは尿路結石の原因になる成分で、一部の生野菜に多く含まれています(今の生野菜は、品種改良によって含有量もかなり減っています)。

シュウ酸の摂取量を減らすには、野菜などは茹でて食べるのがポイントです。アク抜きが大切な理由もこれで、シュウ酸はお湯に溶け出す性質を持っているからです。

もちろん江戸時代の人はそんな知識は持っていなかったことでしょう。しかし、生野菜を食べることは身体によくない、ということを経験則として知っていたのかも知れません。

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