クチバシを失い生きることが困難となったインコ、人工クチバシをつくってもらい第二の鳥生を歩む (1/3ページ)

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クチバシを失い生きることが困難となったインコ、人工クチバシをつくってもらい第二の鳥生を歩む
クチバシを失い生きることが困難となったインコ、人工クチバシをつくってもらい第二の鳥生を歩む

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 鳥にとって嘴(クチバシ)は、手の代わりのようなものだ。餌を食べたり、巣作りをしたり、物をつかんだりよじ登ったりと、なくてはならないもの。

 ブラジルで、激しくクチバシを損傷した野生のオウム目のインコが発見され、動物リハビリセンターに保護された。

 同センターの男性は、獣医師の協力を得て、インコに機能できる人工のクチバシをつけてあげることを試みた。

 手術は成功し、新たなクチバシを得たインコは、2度目の生きるチャンスを与えられ、今は元気にリハビリセンターで暮らしているという。



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O mundo esta vendo nosso trabalho !・くちばしを激しく損傷した野生のインコが保護される
 今から2年前、ブラジル南東部ミナスジェライス州プラヌラで、クチバシを激しく損傷した1羽のオウム目のインコが発見され、保護された。おそらくはメジロインコの仲間かと思われる。

 一般的に、鳥は固いクチバシを使って餌を食べたり、捕食者をかわしたり、巣を作ったりする。

 脚が忙しく歩いたり、小枝をつかんだりしている間、クチバシはまさに手の代わりとなる。

 ほとんどが骨でできているクチバシが折れると、再び元に戻ることはないそうだ。破損したままでは、野生で生き続けることは不可能となる。

 発見されたインコの小さな上クチバシは、ほぼ完全に失われ、下クチバシは激しく壊れていた。
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