行方不明の夫の遺体を自宅で発見 “汚部屋”のせいで気づかなかった? 警察に批判も (1/3ページ)

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 行方不明者に関し相談を受けると警察は慎重に捜査を進めるが、海外では意外なことが原因で、警察が行方不明の夫の遺体を見つけられなかったという事件が起きた。

 アメリカ・イリノイ州で、53歳の夫が行方不明になっていると妻が警察に相談。警察が自宅を捜索して何も見つからなかったが、数カ月後、遺体となった夫が自宅で発見された。警察は、家が散らかっていたため発見できなかったこと、事件性がないことを発表した。海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『The Daily Star』が3月11日までに報じた。

 報道によると2022年4月27日、妻は夫が行方不明だと警察に相談し、警察は妻と夫が暮らしていた家を捜索したという。家に妻と夫以外の家族が住んでいたのかは不明だが、2人の間には3人の子どもがいた。なお、夫は行方不明になる直前に妻に電話をしており、「(今日は)仕事を早めに切り上げて帰る」などと話していた。妻は夫が自分より先に帰宅していたと思っていた。だが、帰宅すると夫の車と鍵、財布は家にあったものの夫の姿が見えず、警察に通報するに至った。

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 家を捜索したものの、警察は何も見つけられなかった。一方で当時の様子について、警察は「家は下水のような臭いがした」と話し、「物が散乱していて家中のあちこちにあふれていた」と明かしている。具体的な時期は不明だが、のちに妻は再び警察に電話をし、「家から異臭がする」と話した。通報を受けて警察は家で2回目の捜索を開始。しかし警察は何も見つけることができず、妻は臭いが下水道のものだと考えたそうだ。妻はその後、配管工に連絡して下水管にふたをしてもらい、臭いを止めた。

 その後、何も手掛かりをつかめずにいたが、捜索から約8カ月後の12月11日、妻が遺体となった夫を発見。妻はクリスマスの飾り付けをしようと、家の中であまり使われていない小さなクローゼットのような部屋に、飾り付けの道具を取りに行った。そこにミイラ化した夫がいたという。

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