2022年中国スマートウォッチ市場における出荷を発表〜前年比8.8%減となり、HuaweiとAppleがほぼ50%のシェアで市場を支配〜 (2/5ページ)
移動の制限や授業のリモート実施のルールにより、同国における子供向けスマートウォッチの需要は低下した。その結果として、出荷は前年比25%減少した。ちなみに、中国は世界最大の子供向けスマートウォッチ市場である。」
この年で特筆すべき点は、上位~高級機(200米ドル)のシェアが上がったことにあります。301~400米ドルのセグメントは前年比31%伸び、400米ドル超のセグメントは前年比1,138%急上昇しました。一方、50米ドル以下のセグメントのシェアは22%に低下し、出荷ベースでみると前年比28%の低下となっています。
図2: 中国スマートウォッチ市場出荷シェア・卸売価格帯別・2022年と2021年の比較
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMTU2NzcjNzc3NDVfQ2FCTkl6SGRJUS5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Global Smartwatch Model Shipments & Revenue Tracker
カウンターポイント社シニアアナリストIvan Lam氏は次の通り述べています。
「消費者心理が冷え、マクロ経済が逆風の中、上位機種や高級機種のセグメントへの需要は2022年を通じて比較的強かった。高級機へのシフトは、スマートフォン市場において2022年にみられた高級機シフトと似ている。高級機のユーザーはおおむね健康管理、コミュニケーション、システム連携機能に対する需要が大きく、また、このユーザー層はブランドに対するロイヤリティが高い。ここ数年、AppleとHuaweiのマーケティングの努力の結果、高級機ユーザーはスマートウォッチをスポーツや健康のモニタリングをプロ仕様で実現するデバイスとみなすようになった。また、スマートウォッチのデザインがスタイリッシュで洗練されたものになり、普段使いできるようになってきた。