生理やPMSなどの辛さを我慢しない!大学内に相談窓口を提供する試みが開始 (3/4ページ)

ANGIE

そうなる前に敷居の高くない相談窓口に、まずは話だけでいいので来てほしい」

と回答。さらに、

生理が辛い人は、月に1回病気にかかっているようなもの。歳を重ねて病気をしている人より、毎月辛い思いをしているかもしれません。でも知識を持つことでできることがあることを知ってほしい」

とのメッセージを送りました。



取り組みの主体となる、漢方で知られる株式会社ツムラ コーポレート・コミュニケーション室長 犬飼律子さんも、

「痛みは人それぞれということを社会が認識すると、言いやすくなると思うのです。この活動が相互理解に役立ち、不調を言いにくい環境をなくしていけたらと思います

と、知ることや知ろうとすることの重要性を伝えました。


現状85%以上の女子大生は「我慢」して大学やアルバイトへ
ツムラが2022年に15歳〜35歳の男女10,000人を対象に行った「生理やPMSに関する大学生の不調実態調査」では、7割以上の人が「不調がある」と回答しました。

さらに生理やPMSいずれかの不調があると回答していた1,000人の女子大生に対し深掘り調査を行ったところ、実に85.7%の人が「我慢したことがある」と回答



我慢して何をしたかというと「学校へ行った」「授業を受けた」「アルバイトへ行った」「友達と遊びに行った」「サークル、部活に行った」のだとか。

辛くても日常生活を送ろうとしているのですね。

実際に6割以上の人が「誰かに相談したい」と思っていても、実際には「解決しなさそう」「(相談相手に)気を遣わせてしまいそう」などの理由で相談に至らないようです。

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