最近よく聞く「ロボット手術」ってどんなもの? 現役医師が解説 (1/3ページ)
最近、手術の分野ではロボット手術がはやりだ。
今回は、ロボット手術の特徴について解説する。
ロボット手術は人が操作よくある間違いは、ロボット手術は、すべてロボットが動いて手術をする、というものだ。
実際は、患者のそばにロボット(機械)を置いて手術をする。
ロボットを操作するのは、患者から少し離れたところに座った術者、すなわち人である。
これまでの手術では、術者は基本的に立って長時間手術をしていた。
座って手術できるようになり、術者の疲労感は軽減された。
ロボットには腕がついているロボットの販売会社によって異なるが、ロボットには、3、4本の腕がついている。
この腕に、操作用の細長い器具を装着させて患者の身体の中に入れるのだ。
術者は、すべての腕を操作できる。
ロボットには3Dカメラが…ロボットの腕の一本には、細長いカメラをつける。
このカメラによって、患者の身体の中が拡大して見える。
見え方も3Dで、術者には立体的に見える。
3Dメガネも不要だ。