たった1つしかない「自撰自筆の石碑」が、なぜ埼玉の片隅に? 文豪・芥川龍之介が褒め称えた人物とは (1/2ページ)

Jタウンネット

たった1つしかない「自撰自筆の石碑」が、なぜ埼玉の片隅に? 文豪・芥川龍之介が褒め称えた人物とは
たった1つしかない「自撰自筆の石碑」が、なぜ埼玉の片隅に? 文豪・芥川龍之介が褒め称えた人物とは

芥川龍之介直筆の碑文が刻まれた石碑は、日本にたった一つしかないと言われている。

そしてそれは、埼玉県の片隅にひっそりと佇んでいるらしい。

根金稲荷神社(2022年12月25日、Jタウンネット撮影=以下同)

ここは根金稲荷(ねがねいなり)神社。市の玄関口であるJR蓮田駅から車で15分ほどの場所にある。

日本を代表する文豪の1人である芥川にまつわる超貴重な石碑があるらしいにもかかわらず、Jタウンネット記者が訪れた2022年12月25日16時30分ごろ、周囲には(付近の道路にさえ)誰もいなかった。周囲を畑に囲まれた、ただただ静かな神社があるだけだ。

周囲は畑に囲まれていた

あまりにもシン......としていて本当にこの場所で合っているのかと心配になってしまったのだが......それは、境内で記者を待っていた。

芥川、25歳の時薄れた文字の石碑

これが、唯一と言われる「芥川龍之介による自撰自筆の碑文」、つまり、芥川自身がこれのためだけに自ら書いた文章が刻まれている石碑だ。

字はかなり薄れており、読めない部分もある。蓮田市の公式ウェブサイトによると、碑文が刻まれたのは芥川が25歳だった1917年。短編集「羅生門」が出版された年である。

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