中国、2028年に月の土で月面基地を作るロボットを打ち上げ予定

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中国、2028年に月の土で月面基地を作るロボットを打ち上げ予定
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 月面に人類の拠点を築くという壮大な計画に向けて、中国は独自のロボット技術を開発している。このロボット「スーパーメイソン( Super Masons)」は、月の土を利用して建築物を作ることができるという。

 中国は10年以内に月面基地の建設をスタートする予定だ。まずは2028年に、月の土からレンガを作る任務を負ったスーパーメイソンが、嫦娥 8 号ミッションで打ち上げられるという。

 

・月の土でレンガを作るロボット
 月面基地の建設には多くの課題がある。月から地球に物資を運ぶには高いコストがかかるし、人間が長期滞在するには適した環境ではない。

 そこで、中国は、月の土壌(レゴリス)を原料とするレンガを作り、建築に利用できるロボット「スーパーメイソン(Super Masons)」を開発中だ。

 先日、華中科技大学に100人以上の科学者や宇宙建設業者が集まり、地球外建設会議「月にインフラを建設する方法」が開かれた。

 参加した科学者の1人である中国工程院のディン・リエユン氏は、「月面の居住施設は、長期的な月探査にとって不可欠であり、将来的には必ず実現されます」と語っている。

 ディン氏によると、スーパーメイソンは、2028年頃に「嫦娥8号」によって打ち上げられる予定であるとのこと。

 またそれに先駆け、2025年頃のミッションで、世界初となる月の裏側から土壌サンプル回収も予定しているそうだ。

 なお、月の表側の土壌サンプルなら、中国はすでに2020年に打ち上げられた「嫦娥5号」で回収に成功している。

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・地球の土とは違う月のレゴリスとは?
 「レゴリス」と呼ばれる月面の土には、地球の土とはまた違った性質がある。

 レゴリスが地球の土と違う理由の1つは、大昔から繰り返し隕石などが衝突したおかげで、細かく粒子のように砕かれていることだ。

 おかげで宇宙飛行士の足跡は月面にくっきりと残るし、将来的に月で活動する資源として利用できるとも期待されている。

 しかし、そのような性質のおかげで、舞い上がりやすく、電気を帯びてすぐにくっつきやすいという困った側面もある。それは宇宙飛行士の健康を害し、機器の故障や劣化の原因になる。

 そのため月で長期的に活動するためには、こうしたレゴリスを研究し、上手に扱えるようにすることが大切なことなのだ。

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・月面のレンガ職人「スーパーメイソン」ロボット
 スーパーメイソンは、中国科学院宇宙科学技術研究所と北京航空航天大学が共同で開発しているロボットだ。

 このロボットは、レゴリスを加熱して溶かし、3Dプリンターのように層を重ねて建築物を作ることができるという。

 月の土、レゴリスは、鉄やチタンなどの金属や酸素などの元素を含んでおり、溶かすと液体ガラスに似た物質になる。

 スーパーメイソンは、自律的にレゴリスを掘り出し、溶かし、レンガを形成することができる。さらに、複数のロボットが協調して作業することも可能だという。

 月面基地を設置すれば、宇宙飛行士はより長期間月面に留まることができると中国は述べている。

 アメリカのNASAも、2026年までに3Dプリンターで月面基地を建設する計画があると発表している。

 欧州連合(EU)なども同様の計画を進めており、月面が忙しくなりそうだ。

References:China to launch 'Chinese Super Masons' robot to build lunar bases with moon soil by 2028 / written by hiroching / edited by / parumo



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