中国、2028年に月の土で月面基地を作るロボットを打ち上げ予定 (1/3ページ)
[画像を見る]
月面に人類の拠点を築くという壮大な計画に向けて、中国は独自のロボット技術を開発している。このロボット「スーパーメイソン( Super Masons)」は、月の土を利用して建築物を作ることができるという。
中国は10年以内に月面基地の建設をスタートする予定だ。まずは2028年に、月の土からレンガを作る任務を負ったスーパーメイソンが、嫦娥 8 号ミッションで打ち上げられるという。
・月の土でレンガを作るロボット
月面基地の建設には多くの課題がある。月から地球に物資を運ぶには高いコストがかかるし、人間が長期滞在するには適した環境ではない。
そこで、中国は、月の土壌(レゴリス)を原料とするレンガを作り、建築に利用できるロボット「スーパーメイソン(Super Masons)」を開発中だ。
先日、華中科技大学に100人以上の科学者や宇宙建設業者が集まり、地球外建設会議「月にインフラを建設する方法」が開かれた。
参加した科学者の1人である中国工程院のディン・リエユン氏は、「月面の居住施設は、長期的な月探査にとって不可欠であり、将来的には必ず実現されます」と語っている。
ディン氏によると、スーパーメイソンは、2028年頃に「嫦娥8号」によって打ち上げられる予定であるとのこと。
またそれに先駆け、2025年頃のミッションで、世界初となる月の裏側から土壌サンプル回収も予定しているそうだ。
なお、月の表側の土壌サンプルなら、中国はすでに2020年に打ち上げられた「嫦娥5号」で回収に成功している。