草野仁インタビュー「『世界ふしぎ発見!』で見せた黒柳徹子さんの“習慣”は本当にすごい」 (2/3ページ)
1週間前で結構ですから、放送で扱う大まかなテーマを教えてください”と。
つまり収録前に、ご自身の見聞を広めるために勉強をされるということでした。こうして、番組では全出演者に事前にテーマをお知らせすることになりました。
■黒柳徹子の勉強熱心さ
ただ、当時の黒柳さんは、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)、『ザ・ベストテン』(TBS系)他、多くのお仕事をされていたので、私は“いくら黒柳さんでも、簡単に勉強できるものではないだろうな”と、高をくくっておりました。
ところが、黒柳さんは、どんなにお忙しくても、必ず難しい専門書2〜3冊を最後のページまで読むことを習慣とされました。しかも、38年間、それを続けてらっしゃるのです。本当にすごい方だと思います」
『世界ふしぎ発見!』以外にも数々の人気番組に携わってきた草野は、終戦の1年半前、1944年(昭和19年)2月に満洲国の新京で生まれた。
「終戦後、父親はシベリアに抑留され、残った母、2人の兄、姉、そして私は母の実家がある長崎の島原に移ります。 幼かったものですから満洲での記憶はありません。また、父親の顔を認識したのは、終戦の4年後に釈放されて日本に戻ってきたときが最初です。
子どもの頃は勉強をあまりせず、家の裏にあった柿の木に登るなど遊んでばかりいた記憶があります。活発でしたので、小学校、中学、高校と仲間内では常にリーダー的な存在でした。
年が離れた2人の兄は、いずれも理科系で、東京大学に現役合格しています。私も兄に続けと高三のときに東大を受けるんですが、なにしろ勉強をしていないので、見事に落第します」
一浪後、東大に合格。