大谷翔平×長嶋茂雄が激突!愛される2大スター驚愕伝説50【画像】ミスター&二刀流「名言録」 (3/6ページ)
OBじゃなくてファールだから当然、打数にもカウントしないんです。でも、それがズルって感じじゃない。一事が万事、そんな調子でしたね」(前同)
ゴルフで言えば、かのビートたけしが長嶋からゴルフに誘われた際、クラブハウスで落ち合うと長嶋が開口一番、「あれ、今日は誰とゴルフ?」と言った伝説もある。これには、せんだ氏が「僕もある」と続ける。
「ゴルフ場帰りに長嶋さんを田園調布の家まで送って、仲間と近くのサウナに行ったら、あとから、ご本人も偶然やって来て、“せんちゃん、久しぶり! 最近、ゴルフやってますか?”って。もちろん“さっきまで一緒だったじゃないですか”とは言えないよ(笑)」
■凄まじい記憶力
まるで周囲を意に介さないように見えるのは、圧倒的なまでにプレーに集中しているからとも言える。
「長嶋さんはいつもスコアカードを持たずに回るんだけど、数字に関する記憶力も本当にスゴい。終わって話していても“2ホール目の3打目、よかったね”とか、一緒に回った全員のショットを、そらで全部、言えるんだよね」(前同)
■長嶋一茂置き去り事件
幼い息子を後楽園に忘れて帰った「一茂置き去り事件」も、「つかみかけた感覚を忘れないうちに、早く帰って練習がしたい」という、野球に対する集中力が引き起こしたもの。野球への深い愛情も、長嶋を語るうえで外せない。
■川上哲治監督に怒られたが
「相手選手とは口を聞くな」が当たり前の当時、長嶋だけは違っていた。
「あるとき、本塁打した相手が三塁を守るときに、長嶋さんが“ナイスバッティング!”と声を掛けた。それが監督の川上(哲治)さんまで伝わって“敵を褒めるとは何事か”と怒られたらしいんです。でも、長嶋さんは監督に“でも、あれはナイスバッティングでしたよ?”って返したんだと言ってました。