大谷翔平×長嶋茂雄が激突!愛される2大スター驚愕伝説50【画像】ミスター&二刀流「名言録」 (2/6ページ)

日刊大衆

さらに最終打席で安打も放ち、逆転で首位打者にまでなったんですから、さすがです」(前出のスポーツライター)

 プロ入り後の輝かしい成績は、枚挙にいとまがない。

「日本シリーズのMVP4度は史上最多。しかも通算91安打は2位と20安打以上差があるぶっちぎり。通算打点も王さんを抑えて1位。さらに言えば、通算10本のシーズン開幕戦での本塁打も世界最多の記録。とにかく、印象的な場面で打つんです」(スポーツ紙記者)

 そんな長嶋の代名詞となったシーンが、プロ2年目の1959年6月25日に行われた天覧試合。

 同点で迎えた9回裏。阪神・村山実から放った劇的なサヨナラ本塁打は、プロ野球を国民的スポーツへと押し上げる、まさに歴史的な一発でもあった。

「大の相撲好きで、野球は一度も観たことのなかった昭和天皇を、あの一発でファンにした。しかも、両陛下は、あの試合、延長戦までは見られない予定だったと言います」(前同)

 そして、これこそがスターの証明だという。

「天覧試合とはいえ、記録上は単に本塁打が1本増えただけ。大谷もWBC決勝で、メジャーの英雄でエンゼルスの盟友であるマイク・トラウトを自ら三振に取って、胴上げ投手になりましたが、これも記録上は奪三振が1つ増えただけ。でも、どちらも記録では語ることができないじゃないですか。野球をスポーツではなく、物語にしてしまうのがスターなんです」(同)

■ゴルフ場でビートたけしに

 長嶋が残したものは、印象的なプレーだけではない。球場の外の言動もスターにふさわしいものだった。前出のせんだ氏は言う。

「大学生時代の長嶋さんには、“好きな四字熟語を書いて”と渡された色紙にデカデカと“長嶋茂雄”と書いたという話もあるくらい。僕が懇意にさせてもらうようになってからも、そういう言動は多々ありますが、恐れ多くてツッコめなかった(笑)」

 たとえば、ゴルフで一緒にラウンドしたときなどは初回から、こんな調子。

「1打目から、いきなりOBを打ったんですけど、ニコニコしながら、“ファー”じゃなくて“ファール!”って(笑)。

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