2022年リファービッシュスマートフォン市場における調査結果を発表〜リファービッシュiPhoneが全世界で前年比16%増に〜 (4/6ページ)

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図2: トップOEMメーカーのリファービッシュスマートフォン市場シェア


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMTc5ODkjNzc3NDVfTHpYU2pFUWRRRC5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Global Refurb Smartphone Tracker

成熟市場における通信キャリアと小売業者の動向に関して、カウンターポイント社リサーチディレクターJeff Fieldhack氏は次の通りコメントしています。
「二次流通市場のエコシステムにおける大手事業者は、供給獲得で有利だった分、供給難に終始した一年を中小事業者よりもうまく乗り切った。世界的な通信キャリアとそのパートナーは中古品の回収量で勝り、二次流通市場での力を増している。一方で、いわゆる認定中古(CPO: Certified Pre-Ownedの略)の流通量は2022年については減少した。これに関しては、カウンターポイント社の調査で、消費者は少々完璧さで劣っても安い方を好むということが明らかになった。また、端末メーカーからみると、Appleを別にすれば、CPOグレード端末を再販するのは儲からない、という事情もある。」

各市場でクローズドなドメスティック事業インフラが構築されつつある中で、事業者たちはB2Bチャンネルの構築に注力しています。2022年は、2021年のような旺盛な需要がなかったため、企業の成長はやや不安定でした。AppleのiPhoneは、ブランド認知度、高い利益率、高い在庫回転率により、引き続き最も引き合いが強い端末として取引されています。


リファービッシュスマートフォン市場2023年の見通し
2022年に二次流通市場で起こった様々な変化は2023年にも続くだろうと予測します。

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