鬼柴田・甕割り柴田・知恵柴田…織田信長に仕えた猛将・柴田勝家のあだ名を紹介!【どうする家康】 (4/4ページ)
信長の死後、後継者をめぐって対立する勝家と秀吉。豊宣『新撰太閤記』より
秀吉とは水と油の荒武者
柴田勝家 しばた・かついえ
[吉原光夫 よしはらみつお]織田家家臣。体は熊のように大きく、声は柱を壊すほどデカい。小心者の家康をいつも怖がらせる。お調子者で機転が利く秀吉と対照的な、めっぽう強い武骨もの。急進的な信長を全身全霊で支える。
※NHK大河ドラマ「どうする家康」公式サイトより
武勇だけでなく、知恵にもすぐれていたと伝わる柴田勝家。ただしこれらのエピソードは史料的な裏づけに乏しく、後世の創作とも言われています。
それでも「勝家ならやりそうだ」という信ぴょう性があるから今日まで伝わってきたのであり、やはり武徳を兼ね備えた名将だったのでしょう。
果たしてNHK大河ドラマ「どうする家康」ではそんな勝家の魅力がどう描かれるのか、これからも楽しみですね!
※参考文献:
桑田忠親『豊臣秀吉研究』角川書店、1975年10月 『週刊新説戦乱の日本史17 賤ヶ岳の戦い 柴田勝家』小学館、2008年5月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan