「どうする家康」何を考えておられるんじゃあ~!第19回放送「お手付きしてどうする!」振り返り (9/10ページ)
しかし遠江の領民たちはあまり家康を快く思っていなかったようで、「家康ならそのくらいやらかしそうだ、むしろやらかしたに違いない」と半ば願っていたから、このような伝承がまことしやかに伝えられたのでしょう。
第20回放送「岡崎クーデター」
もう瀬名に国を譲ってしまえ……そんな声も聞こえてきそう?(イメージ)
さて、予想通りのラブコメ回となった今週の「どうする家康」。完全なフィクション作品として観るなら、役者のファンやそういうのが好きな方には、それなりに面白いのでしょう。
しかしせっかく大河ドラマなのですから、肝心の歴史物語にもう少し力を入れて欲しいと思いました。
中には「歴史に詳しくない視聴者でも楽しめる」という意見もあるものの、それなら例えば足利義昭がなぜ信長と対立したのか等にも言及・描写があるべきです。
視聴者の大半が日本史に詳しい(徳川家康の生涯について、その大筋を知っている)ことが前提で成り立っていなければ、例えば金ヶ崎の合戦を「何やかんや」で済ませたりはしないでしょう。
気を取り直して、次週の第20回放送は「岡崎クーデター」。三河攻略をもくろむ武田勝頼(演:眞栄田郷敦)が、徳川信康(演:細田佳央太)と瀬名を狙います。
……そのころ長篠の城は奥平九八郎に賜はりて是を守りけるに。勝頼は 当家の御家人大賀弥四郎といへる者等を密にかたらひ。岡崎を乗とらんと謀りしも。その事あらはれて大賀等皆誅せられしかば。ますゝゝいかりやむときなく。長篠城をとりかへさんと二万余騎にて取かこむ事急なりとへども。