第8回「斎藤茂太賞」が、デコート豊崎アリサ『トゥアレグ 自由への帰路』に決定!旅の魅力を伝える優れた書籍を選出した第5回「旅の良書」も発表 (4/5ページ)
第5回[旅の良書] (順不同)
■『水中考古学 地球最後のフロンティア』佐々木ランディ(エクスナレッッジ)
日本ではまだマイナーな沈没船や水中遺跡などから歴史を紐解く水中考古学。その魅力と価値を実際の遺跡や研究成果を交えて分かりやすく紹介するノンフィクション。
■『2000日の海外放浪の果てにたどり着いたのは山奥の集落の一番上だった』坂本治郎(書肆侃侃房)
社会になじめず海外放浪の旅に出た著者がたどり着いたのは、山奥の古民家だった。本当の豊かさを模索する人へ贈る、新たな人生のヒントが見つかる物語。
■『旅のことばを読む』小柳淳(書肆梓)
旅の楽しみを普段の暮らしの中でも味わいたいと感じる筆者が、これまでに出会ってきた旅のことば=本を紹介しながら綴る旅のエッセイ。
■『北海道廃線紀行 ─草原の記憶をたどって』芦原伸(筑摩書房)
戦後、産業構造が変容し約4割もの鉄道が消滅した北海道の廃線跡を訪ね、地域の栄枯盛衰やそこに生きた人々の息遣いを活写する1冊。
■『旅は旨くて、時々苦い』山本高樹(産業編集センター)
30年以上にもわたり世界各地を旅してきた著者が旅先で出会った数々の「食」を旅の日々とともに綴る紀行短編集。
■『にっぽんの鉄道150年 蒸気機関車から新幹線、リニアへ』野田隆(平凡社)
2022年に開業から150年の節目を迎えた日本の鉄道。鉄道旅のエキスパートがその歴史をおもなトピックで振り返る。
■『日本全国タイル遊覧』吉田真紀(書肆侃侃房)
タイル偏愛歴18年の著者が、北海道から沖縄まで、タイル探しの旅で出会った珠玉のタイルを紹介するビジュアル紀行文。タイルへの愛と魅力がつまった1冊。
■『天路の旅人』沢木耕太郎(新潮社)
第二次大戦時、密偵として中国大陸の奥深くまで潜入した西川一三氏の旅は、敗戦後も終わることなく続けられた。彼の果てしない旅と人生を描き出した大型ノンフィクション。