2023年第1四半期インドスマートフォン市場の出荷量を発表〜記録的な前年同期比19%の下落。5Gスマートフォンは出荷全体の43%に〜 (5/7ページ)

バリュープレス



Transsionグループitel、Infinix、TECNO: 合わせてインド携帯端末市場の16%を占め、2023年第1四半期は前年同期比19%成長だった。個別にみると、itelはインド携帯端末市場の第3位で前年同期比23%成長し、TECNOは10,000インドルピー(約1.7万円)未満のスマートフォンセグメントでSpark Go 2023の人気が高く、このセグメントの第4位だった。Infinixは前年同期比27%成長し、成長の速さにおいて第4位となった。

OnePlus: 前年同期比72%と、2023年第1四半期に最も速く成長したメーカーとなった。OnePlus Nord CE 2 Liteと、新発売のOnePlus 11シリーズが好調だった。中でもOnePlus Nord CE 2 ite 5Gは、2023年第1四半期に最も売れた機種だった。同社は高価格帯端末(30,000~45,000インドルピー・約5.1~7.6万円)セグメントにおいてシェアは第2位の30%だった。加えて、同社は積極的にオフラインでのプレゼンスを高めようとしており、インド各地でエクスペリエンス型の販売店を開いている。

Apple: 前年同期比50%成長し、2023年第1四半期のシェアは6%だった。同社は高価格帯端末セグメント(30,000インドルピー・約5.1万円超)と超高価格帯端末セグメント(45,000インドルピー・約7.6万円超)で、シェアはそれぞれ36%と62%を獲得し、これらのセグメントでの首位を維持している。金融会社HDBと組んだ新しい支払いプランや、最新のiPhone 14シリーズの販売プロモーションが、オフラインチャンネルでの成長に貢献している。Apple自身による小売店が国内にできたことでAppleのブランドイメージがさらに強まり、iPhoneだけでなくAppleのエコシステム全体の成長に繋がるだろう。
l  インドの国内メーカーの中では、Lavaが好調である。同社は10,000インドルピー(約1.7万円)未満のセグメントでポートフォリオを一新させた。また、Lavaは最安値の5Gスマートフォン(Blaze 5G)の販売を続けている。同社の成長は前年同期比29%で速さにおいて第3位だった。
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