【朝ドラらんまん】要潤演じる田邊彰久のモデル!東京大学理学部の初代教授・矢田部良吉の生涯② (3/5ページ)
帰国後は初等教育から大学教育まで!多岐に渡った矢田部良吉の活動
アメリカの地で学問を修めた良吉は、やがて帰国の途につきます。
かつて勤めていた開成学校は、東京開成学校へと改称・再編されていました。ここで良吉は教授として迎え入れられます。
明治10(1877)年2月11日、東京開成学校は東京医学校と統合。東京大学へと改編されました。
東京大学は法学部・理学部・文学部・医学部の4学部を持つ日本で初めての大学として歩みを始めたのです。
良吉は学識と留学経験を買われて理学部の初代教授に抜擢。かつてコーネル大学で学んだ、植物に関する講義を担当していきます。
担当する植物学は、形態・分類・生理など多岐にわたるもので、日本にはまだ馴染みのない分野でした。
さらに良吉は、大学教育だけでなく初等教育においても関わりを持っています。
ドラマでは田邊教授をして「コーネル大学の教科書がお好み」と言われていましたね。
実際の矢田部良吉も、欧米の代表的な初等教科書の翻訳出版に関わるなど、最新知識に取り組みました。