エアコン28度、テレビ主電源を切るは間違い!電気代6月値上げを乗り切る「命と金を守る」節電の裏ワザ20 (3/5ページ)

日刊大衆

熱風が排出されず、冷房が効かなくなるので要注意です」(前同)

■フィルター掃除は2週間ごとに

 間違ったエアコン節電術がある一方、定説となっている「こまめなフィルター掃除」は、電気代節約の最重要事項。2週間に一度をめどに、確実に行いたい。

「『ダイキン』は、エアコンのフィルターを1年間掃除しないと、約25%の電気代のムダになると発表しています。フィルターがホコリで目詰まりを起こして、冷房の効きが悪くなるそうです」(前出の経済誌記者)

 ちなみに、“おそうじ機能”がついたエアコンでも、過信は禁物だという。

「エアコンのおそうじ機能のほとんどは、フィルターのホコリを取り除くだけ。取り除いたホコリをためるダストボックスの清掃が必要ですし、タバコの煙、料理の油煙などの汚れは落ちませんので、定期的に清掃してください」(和田氏)

■冷蔵庫の置き場所は?

 さて、エアコンの次は、冷蔵庫。まず、チェックしたいのが「置き場所」だ。

「冷蔵庫は放熱する家電なので、周囲の壁などと適切な間隔がないと、運転効率が下がってしまいます。そこで、壁から両サイド2センチ以上、背面は10センチ以上を空けた所に冷蔵庫を置きましょう」(丸山氏)

 そこで意外と見落としがちなのが、冷蔵庫の上部。

「冷蔵庫の上に物を直置きすると、放熱できず、よけいに電力を消費します。物を置く際は、棚を用いて、必ず10センチほどの空間を作りましょう」(前同)

■夏は消費電力のピーク

 ちなみに、気温が高い夏は、冷蔵庫の消費電力がピークになるという。その大きな要因が、ドアの開閉だ。

「ドアを開けた際に熱い外気が入り込んで、庫内温度が上がります。それをまた冷やすために、よけいな電力を消費してしまうんです。夏は、いかにドアの開閉を最小限にするかがポイントですね」(同)節電アイテムでも逆効果になる…⁉

 そこで、丸山氏は、水筒を活用することを薦める。

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