エアコン28度、テレビ主電源を切るは間違い!電気代6月値上げを乗り切る「命と金を守る」節電の裏ワザ20 (5/5ページ)

日刊大衆

リモコンで電源を落とした後も、エアコン内部はしばらく動いていて、そのとき、プラグを抜くと故障する恐れがあります」(同)

■LED照明に買い替えを

 最後は、近年に劇的な進化を遂げたLED照明だ。

「白熱電球に比べ、LEDの消費電力は約3分の1。まだの人はすぐに買い替えてほしいですね」(丸山氏)

 ただし、LEDは、こまめな消灯を心がけたい。

「蛍光灯は、1回の消灯点灯で寿命が1時間縮むため、短時間なら、つけっぱなしのほうが良いとされていました。その名残で、LEDもつけっぱなしにしている人がいますが、LEDは、いくら点滅させても寿命は縮まりません」(和田氏)

 値上げを乗り切ろう!

■まだある! 夏の「節電の裏ワザ」6選

エアコンは常に「自動運転」で使うべし!「弱」冷房運転にしたり、風量を「微風」にしたりすると設定温度になるまで時間がかかり、よけいな電力を消費してしまう。最近のエアコンをお持ちなら、高性能なので、常に「自動」でOK。

エアコン使用時は「扇風機」を併用しよう! 冷たい空気は下にたまるので、部屋の上部が冷えにくい。扇風機の風で冷たい空気を循環させると、部屋全体が涼しくなる。加えて、エアコンの風向きは「水平」にすること。

ドライヤーは風量「強」で一気に乾かす! 実は、ドライヤーの風量設定は、「弱」だろうが「強」だろうが、消費電力に大きな差はない。ならば、強風で一気に髪を乾かして、使用時間を最短にするのが一番お得。

夏は「トイレ便座の保温」を切るべし! 気温が高い夏は、便座の保温機能は必要ない。最初の“ヒンヤリ“が嫌な人は便座シートを貼ろう。なお、コンセントを抜いてしまうと、シャワートイレも使えなくなるので注意しよう。

電気ポットの「保温」は使わない 電気ポットの保温機能は、消費電力が大きい。必要な分だけ沸かしたら、すぐに使い切るのが理想。カップ1杯程度のお湯なら、電子レンジで温めるという手もある。

古い家電なら「買い替え」を 最新の省エネ家電と、古い家電では節電効果に大きな差がある。環境省運営のサイト『しんきゅうさん』で、買い替えた際のお得度が診断できるので、それを参考にするのもいい。

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