エアコン28度、テレビ主電源を切るは間違い!電気代6月値上げを乗り切る「命と金を守る」節電の裏ワザ20 (4/5ページ)

日刊大衆

「暑くて喉が渇くと、つい冷蔵庫を開けてしまいます。なので、その回数を減らすため、あらかじめ冷たい飲み物を入れた水筒を用意しておきましょう。水筒の減り具合で、水分補給のペースが分かるので、熱中症対策にもなります」

■冷気の漏れを防ぐビニールカーテンは逆効果

 冷蔵庫ドアの開閉時に、冷気の漏れを防ぐビニールカーテンも市販されているが、実はこれ、節電どころか、逆効果なのだという。

「カーテンが邪魔で、物が取り出しにくくなり、ドアの開閉時間が延びてしまうんです。さらにドアポケットに収納した牛乳や卵などに冷気が行き届かず、傷んでしまい、食中毒を引き起こす可能性もあるのでオススメできません」(和田氏)

■冷凍室はパンパンにして節電

 そして、冷蔵庫の中の整理も節電の基本。有名な「物を詰め込みすぎない」は、冷蔵室でのみ有効。逆に、冷凍室ではパンパンに詰めたほうが節電になる。

「冷凍された食品が保冷剤の役割を果たすので、詰めれば詰めるほど、庫内温度を低く保ってくれます。冷凍室内に隙間があれば、ペットボトルに水を入れて凍らせておくのがオススメ。冷却マクラの代わりや、停電など非常時の水分補給にも役立ちます」(前同)

 さて、日々、進化する家電製品の中には、昔と今で、節電術が大きく異なっているものがある。代表的なのが、テレビだ。

「昔のテレビとは違い、最近のテレビは待機電力が非常に少ないので、プラグを抜いたり主電源を切ったりしても、ほとんど節電になりません。まめに主電源を切るとデータの再取得が必要となり、起動に時間がかかって逆効果です」(同)

 その他も、最近の家電は待機電力が微々たるものなので、プラグを抜く節電術は必要ないとのこと。

「特に、エアコンのプラグは頻繁に抜かないようにしてください。

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