リアリズム彫刻家・上路市剛氏の初期作品から最新作までを収録した初作品集『受肉|INCARNATION』の刊行にあわせ、作品集刊行記念展を6月7日(水)から開催 (3/5ページ)

バリュープレス

制作過程では、それらを継承してきた人々の思いや社会情勢など、対象が歴史に残った理由や、“不朽の名作“といわれる作品の「作り手の情念や動機」などに迫っていきます。

■上路市剛氏からのメッセージ
今回の展示タイトルは「受肉」です。これは「神が人の形をとって現れること」という意味のキリスト教の用語です。私はこの現象を「神」を「美意識」と、「人」を「作品」と置き換えて、展示のタイトルとしました。
私の制作スタイルを表面的に説明すると「過去の名作をリアリズム彫刻に変換すること」となります。この表現は間違いではないのですが、その対象の定義が不正確です。私がリアリティを与えたいのは、表面上の「写実性」ではなく、人物表現を通じて巨匠たちが表現したかったであろう「美意識」の方です。
美術作品というのは、ただ単に技術的に優れているという理由だけでは、不朽の名作として世界的な評価を受けることはないでしょう。その奥には常人離れした強烈な執着や欲望が詰め込まれているはずです。その秘められたエネルギーを抽出し、私自身のエネルギーをも付加して作られるのが、私の彫刻作品です。神のごとく神格化された名作に込められた作り手の衝動を炙り出し、私というフィルターを通して固定化する。それこそが私が受肉させる彫刻の正体です。
(上路市剛)

■東京・銀座の個展会場で6月17日(土)より作品集を先行販売
東京都中央区銀座のGallery MUMONにおいて、作品展を開催するとともに、6月17日(土)からは作品集の先行販売も行います。今回の個展は、上路市剛氏の初となる作品集『受肉/INCARNATION』の発売を記念して開催されるものです。

個展名:上路市剛 作品集刊行記念展「受肉/Incarnation」
会期:2023年6月7日(水)〜6月24日(土)(*注)
営業日時:11:00~19:00(火曜〜土曜)
休廊日:日曜・月曜
会場:Gallery MUMON
所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座4-13-3
電話番号:03-6226-2555
(*注)情勢により、変更の可能性もございます。URLなどで、随時ご確認ください。

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