朝ドラ「らんまん」で田中哲司演じる徳永助教授のモデル!日本植物学の発展に尽力した松村任三の生涯③ (3/6ページ)
ドイツ留学で植物学を専門的に学ぶ
かつては法学を学んでいた任三ですが、専門的に植物学を学ぶため、新天地に飛び込む決意をします。
朝ドラでは田邊教授が徳永助教授に対して「さっさと留学しておいで」と言い放つシーンがありました。
実際にモデルとなった松村任三は、明治18(1885)年にドイツ留学に出発しています。
翌明治19(1886)年、任三はバイエルン王国のウルツブルグ大学で、ユリウス・フォン・ザックス教授に師事。植物生理学を学びます。
明治20(1887)年には、バーデン国ハイデルブルグ大学へ転学。エルンスト・ぷフィッツァー教授に植物分類学を学ぶなど、本場の知識を導入するべく努力していました。
明治21(1888)年、任三は帰国。再び東京大学理科大学助教授に就任して後進の育成にあたります。
翌明治22(1889)年に教授へと昇格。師である矢田部良吉に追いつくほどの出世ぶりでした。
ドイツ留学は、任三の植物学者としての地位を盤石なものとしていく。
交錯する運命!矢田部良吉と牧野富太郎との関わりとは…?
やがて任三にとって苦渋の決断をする時が訪れます。