大谷翔平はなぜホームランを量産できるのか?インナーマッスル、バットの長さ…異次元の成績の裏にある「規格外努力」 (2/3ページ)

日刊大衆

ユニフォームを脱いだ姿を見ると一目瞭然ですが、足だけでなく、体幹と腕もよく鍛えられています」(前同)

■さらなる高みを目指す大谷

 また、大谷の肉体は、強さだけでなく、しなやかさも兼ね備えているという。

「もともと体が柔らかかった大谷君ですが、そこへ筋トレを加えることにより、体を回せる角度が、ずっと広がりました」(前同)

 体の可動域が広くなればなるほど、効率よくボールをスタンドまで運ぶことができるようになるのだ。

 こうした“ホームラン量産ボディ”を作り上げるには、過酷なトレーニングを積まなければならない。

 その点、大谷は、「オフでも、午前中ぶっ続け6時間の筋トレを実践している」(前出のスポーツ紙記者)というほどの練習の虫。

 今年開催された「第5回WBC」でも、チームメイトだったラーズ・ヌートバー(25=カージナルス)は、

「(大谷は)試合後でも、必ずベンチプレスとスクワットを5回5セットやった後に、筋トレのデッドリフトで500ポンド(約227キロ)を簡単に上げる」

 と、驚嘆していたという。

 ただ、重量を上げ、大きな筋肉を作るだけではない。

「大谷君は、マッサージなどではケアできない、体の深部にある小さな筋肉、いわゆるインナーマッスルもしっかり鍛えています」(前出の高林氏)

 外側だけでなく内側も鍛え抜かれた体に、技術が加わることで、“規格外のホームラン打者”大谷翔平が完成するのだ。

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