人間の皮膚には肉眼では見えない隠れた模様「ブラシュコ線」がある (4/5ページ)
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人間に見られるモザイク現象の例 / image credit:Molho-Pessach & Schaffer, Clinics in Dermatology, 2011
まれではあるが、人間に見られるモザイク現象の極端な例はキメラ現象だ。
キメラ現象とは、ふたつの異なる受精卵が融合して、ひとつの個体を形成することだ。
遺伝的に異なるふたつの皮膚タイプが、ランダムに組み合わされて、市松模様のモザイク(タイプ2)として出てくることがよくある。・ブラシュコ線が発疹の広がりと関連している可能性
こうしたブラシュコ線は、ウルシが原因の皮膚炎のような発疹の広がり方を説明しているのではないかと考えている研究者もいる。
湿疹や乾癬などの一般的な皮膚疾患も、同様のパターン模様になる可能性がある。
自分がどんなユニークなブラシュコ線をもっているのか、想像するのは楽しいことだが、特に皮膚疾患や症状がない場合、皮膚科に行ってブラシュコ線のパターンを調べることはおそらく不可能だろう。
もし皮膚に特異的なパターンや変色が見られたら、それはブラシュコ線に関連している可能性もあり、こうした皮膚のパターン模様を理解することは、医師が皮膚の状態を診断するのに役にたつという。