人間の皮膚には肉眼では見えない隠れた模様「ブラシュコ線」がある (3/5ページ)

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 人間の色素は、X染色体上の遺伝子だけで決まるわけではないため、通常、人間ではその影響は見ることはできない。

 しかし、ほかの動物では、毛色の遺伝子は、もっぱらX染色体と関係している。こうして三毛猫のようなパターン模様が生まれる。

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三毛猫 / image credit:iStock

 色のついたブチは、ふたつの異なるタイプの細胞がある場所をそれぞれマークする。ひとつのグループは母親の、もうひとつは父親のX染色体をもつ。・条件によってはブラシュコ線が見える人も
 通常では肉眼で見ることはできないブラシュコ線だが、条件によっては、体にブラシュコ線が現れる場合もある。

 特定の皮膚疾患(色素異常症や一部の遺伝性疾患など)がある場合だ。

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ブラシュコ線に沿って現れた色素沈着性の縞模様 / image credit:Bygum et al., BMC Medical Genetics, 2011

 色生成細胞に関わる突然変異は、ブラシュコ線に沿ってより大きく、パッチワークのような、縞模様や渦巻き模様として現れる、「モザイク現象」を引き起こすことがある。

 下の画像のタイプ1aと1bは、もっともよく見られるモザイク現象のパターンだが、ほかの例はほとんど見られない。
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