「無理しないことで生きやすくなった」岡田将生が語る“対人関係の築き方” (2/4ページ)
演じる上で苦労した点や意識した点はありますか?
前半パートを僕が演じるハジメくんが担っていて、後半パートは清原(果耶)さん演じるレイカちゃんが中心になる構造なので、スムーズにバトンタッチをすることが今回の僕の使命だと思って演じていたんです。
そのためには、関西出身の方が聞いても違和感を覚えないような自然な京都弁を話せるようにならないと……という大きな壁があって(苦笑)。とにかくそこだけは精一杯頑張りました。
このキャラを標準語で演じるとさすがにちょっと浮いてしまう気がするんですが、京都弁を話すことでハジメくんが「ちょっと憎たらしいけど愛せるキャラクター」になるんじゃないかなと思ったんですよね。レイカちゃんとの掛け合いのシーンでは、会話のズレをあえて楽しむことを意識しながら演じていました。
■人より1秒早い「ハジメ」との共通点
――今回、何をするにも人より1秒早い「ハジメ」を演じていますが、岡田さんが考える「ハジメ」とはどんな男性でしょうか?
特殊な人のように映るかもしれませんが、人よりタイミングがちょっと早いだけで、それほど普通の人と変わらない男性という印象でした。
――岡田さん自身は、ハジメと共通する部分はありますか?
こう見えて僕は、プライベートではどちらかと言えばせっかちで、割とスケジュール通り進めたいタイプ。友達と待ち合わせるときも相手より先に着いて、「早く来い、早く来い」と思っている方なんです(笑)。だから、どこか共感できるところもありました。
――映画のなかでは、ハジメ視点で観ているときには気づかないことも、人より1秒遅いレイカ視点で観ると、もどかしく感じるシーンもありました。岡田さんご自身は、タイミングが合わずに言いたいことを心に秘めてしまった経験はありますか?
ありますね(苦笑)。せっかちではあるんですが、僕はハジメくんとは違ってもともとそんなに口数が多いわけではないので、黙っていると「いまこう思ってるんでしょ?」って勝手に想像されて、誤解を受けることが結構あって。