ほめる?それとも…算数のテストで80点をとったわが子への接し方 (1/2ページ)

新刊JP

ほめる?それとも…算数のテストで80点をとったわが子への接し方(*画像はイメージです)
ほめる?それとも…算数のテストで80点をとったわが子への接し方(*画像はイメージです)

子どもの学力を伸ばしたい親や、子どもの学力が思うように伸びないことに悩む親は数多い。子どもの学力に悩む親はつい「うちの子は勉強が向いていないのかも…」と考えがちだがそんなことはない。

科学的に正しい方法で勉強すれば、子どもの成績は飛躍的に向上します。

『小学生30億件の学習データから導かれる 算数日本一のこども30人 を生み出した究極の勉強法』(文響社刊)の著者・今木智隆さんだ。

■夜遅くまで勉強をがんばるわが子を親はほめるべきか

今木さんが代表取締役をつとめるRISUはオンライン教育事業を通じて全世界の小学生から30億件を超える情報を収集。本書ではこれらのデータを解析してわかった、子どもの成績を大きくアップさせる学習メソッドや子どもへの親の接し方を解説していく。

たとえば、夜遅くまで勉強をがんばっているわが子への接し方。「えらい!」とほめるのと、「早く寝なさい!」としかるのとでは、どちらが子どもの学力は伸びるだろうか?

正解は、「早く寝なさい!」と叱ること。がんばっている子どもを叱るのは気が引けるものだが、夜遅くの学習は子どもの成績アップにあまり寄与しないばかりか、人生全体を考えるとマイナスも大きいのが実情なのだそう。本書では、これが習慣になっているようなら、早いうちに叱ってでもやめさせた方がいい、としている。

朝、起きてから親がご飯を用意している隙間の時間にRISUで学んでいる朝型の子どもと、夜20時以降に学んでいる夜型の子ども。それぞれの「学習スピード」と「継続時間」を比較すると、夜型の子どもは朝型の子どもよりも学習スピードでマイナス27%、「継続時間」に至ってはマイナス52%とスコアが大幅に落ちていたのです。(P22より)

どうせ学ぶなら効率のいい時間にやった方がいい。学ぶためのゴールデンタイムは朝なのだ。

■算数で80点をとったわが子への親の接し方

論理的思考力をはぐくむ礎になるのが小学校の「算数」。

「ほめる?それとも…算数のテストで80点をとったわが子への接し方」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る