三葉虫の目は方解石というクリスタルでできていた。いまだ謎めいた存在の古生物 (3/6ページ)

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 一番古く、かつ一番一般的なのが「ホロクローアル眼(holochroal eye)」と呼ばれるものだ。これは小さなレンズがびっしりと並んだ複眼が、1枚の角膜でおおわれている。

 「アベーソクローアル眼(abathochroal eye)」は、エオディスクスの仲間にだけ見られるもので、小さなレンズそれぞれが薄い角膜でおおわれている。

 3つ目が、ファコピナ亜目だけにある「スキソクローアル眼(schizochroal eye)」。角膜におおわれた大きなレンズが間隔を開けて並んでいる。

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「スキソクローアル眼」のアップ / image credit:Clarkson et al., Arthropod Struct. Dev., 2006

 この中で現代の昆虫や甲殻類のものに一番よく似ていたのがホロクローアル眼だ。

 おそらくは機能も同じようなもので、個々のレンズが働き、それらを組み合わせたモザイクのような映像を作り出していたと考えられる。
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