古来から恐れられる呪術「丑の刻参り」そもそもは良縁・心願成就が始まりだった【後編】 (2/5ページ)
約1200年の歴史を誇り、世界遺産にも認定されている由緒正しい寺院ですが、その清水寺本堂の北側に、この地の地主神を祀る「地主神社」があります。
創建期は日本建国以前とも伝わり、京都でも最古の歴史を持つ神社です。主祭神は、日本神話に登場する大国主神(おおくにぬしのかみ)、父神は素戔嗚命(すさのおのみこと)、母神は奇稲田姫命(くしなだひめ)などで、現在では縁結びの神さまとして若い女性やカップルに人気のスポットとして、多くの人がお参りに訪れます。
その地主神社には「恋占いの石」がありますが、原子物理学者ライル・ベンジャミン・ボーストにより科学的な年代測定で「縄文時代」のものと判明しているそう。かなり昔からこの神社が存在していたことがわかりますよね。
そして、この地主神社には「いのり杉」「のろい杉」と呼ばれ、江戸時代に「丑の刻参り」に使われた五寸釘が打ち込まれた無数の穴が空いた杉の木が現存しています。