ドラマよりドラマチック。アラサー女子が「夏の甲子園」に魅了されるワケ (2/3ページ)

マイナビウーマン

そう、何が起こるかわからない。これこそがロマンであり、ドラマなんです! 正直ね、全10回のドラマよりはるかに予想ができない。そんな素晴らしいドラマが、1年に一度、毎日繰り広げられるんです。私はこれ以上に面白いドラマを知りません。

■地元を応援したい高校野球ファンたち

佐賀北の話題を出して思い出したのですが、私の父は佐賀県の生まれです。いつもはあまり冗談も言わず、九州男児あるあるな「THE☆亭主関白」なのですが、この年だけは違いました。テレビにかじりつき、近所迷惑なほどの大声を出して応援する父。優勝した瞬間にはこれまでに一度も見たことのない父の涙を見ました。

みなさんも、出身都道府県の学校はついつい応援してしまうのではないでしょうか。私もそうです。なんせ、自分の出身高校野球部を破って甲子園に出場しているわけです。各地域の期待を背負って彼らは甲子園の土を踏む。それだけ国民の注目が集まるのもうなずけます。

そして「スタンド」にも地元を応援したい人々が駆けつけます。ブラスバンド、チア、応援団、OB・OG、学校の地元の人たち、甲子園近隣に住む地方出身者……。猛暑、炎天下の中、彼らの背中を少しでも押したいと、大勢の人がスタンドに集まります。

近隣高校の友情応援が見られることも多々。誰かを「応援する」ということに対し、これほどまでに力強さを感じられることも、甲子園のほかないなと私は思ってしまうのです。

■高校球児と話して気づいたこと

そんな私ですが、毎年地方大会前の取材に参加しています。今年のチームはどうなのか、目標はどこなのか、キャプテンが思うキーマンは……。そんな質問を選手にかけていくのですが、数年前にこんな選手と出会いました。その選手は当時3年生、身体も大きくて、プロも視線を注ぐ注目選手。大学進学するにしても、各所から声がかかるような有力選手でした。

「卒業後の進路は考えていますか」。私は、プロ注目選手に対して必ずかけるこの質問を彼にしました。

たいてい返ってくるのは「行けるならプロに行きたい」「この先も野球を続けたい」……そんな返事。

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