失業者が交通警察官に扮し、本物の警察官と共に2か月間働いていたことが判明 (2/3ページ)
ピャチゴルスキーの通りで、パトロール中の交通警察官のボディカメラ映像をチェックしていた当局は、公式記録に4人しか記載されていないにもかかわらず、実際には5人の監視官が勤務していることに気づいた。
5 人目の警察官のボディカメラの映像も都合よく欠落しており、5 人目の交通監視員を特定しようとしたところ、彼が警察官ではないことが判明したのだ。
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・なりすましがバレた男には罰金刑
当局による調査の結果、ヴィクトールは5月以降、少なくとも5回、実際の交通警察官4人とパトロールに出かけていたことがわかった。
4人の本物の交通警察官はヴィクトールを新人だと思っていたのか、特に奇妙な思いを抱かず、上司にも報告は一切していなかったそうだ。
しかし、なりすましがバレたヴィクトールはそれを認めた。
最終的に、交通違反、公服違法着用、警察業務執行妨害の罪で逮捕されたが、罰金を科せられただけだったという。
交通警察官になることが子供のころからの夢だったのかどうかはわからないが、ヴィクトールにとっては、退屈しのぎのボランティア活動を2か月間堪能でき、しかも軽い罰で済んだことはまさに幸運だっただろう。
一方、ヴィクトールと一緒に仕事をしていた本物の交通警察官たち4人は、とんだとばっちりを食ってしまったようだ。
現在、彼ら詐欺容疑での起訴に直面しているという。
4人は、「5月以前にヴィクトールに会ったことはなく、疑わしい取引も一切していない」と主張し、容疑を全面的に否認しているということだ。