復活を防ぐため。足に南京錠が取りつけられた、400年前の吸血鬼と信じられた子供の遺骨を発掘 (2/4ページ)

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 同じ墓地から、3つ目の南京錠が見つかったが、そばにあった骨は砕けて散乱していた。

 このような形で埋葬された子どもは、この墓地ではほかには見つかっていないため、ヨーロッパで発見された、こうした子どもの埋葬法の唯一の例である可能性が高いという。

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子どもの遺骨の足に取りつけられていた鉄の南京錠 / image credit:Wojciech Miłek/NCU・貧しい人、教会に拒絶された者の埋葬地
 ポリンスキー氏は、この数年間、ピエン村での発掘を進めていて、これまでおよそ100の墓を発見している。最新の調査で、さらに13の墓が発掘された。

 この共同墓地は、通常は神聖な教会の敷地内にあるはずの村の通常の埋葬地とは違う場所にあった。神聖な教会墓地の場所は不明だという。

 教会の墓地に埋葬するには、けっこうな費用がかかったため、貧乏な人たちは別の場所に埋められた。

 さらにこの小規模な墓地には、貧乏な人だけが葬られているわけではない。金銭的に余裕がある人でも、「見捨てられた魂」をもつとされる、教会に拒絶された者が埋葬された場所でもあったようだ。

 例えば、昨年見つかった、首に鎌をかけられた状態の女性は、明らかに裕福だった。着ていた衣服には金糸が使われていて、頭蓋骨の一部には、金の斑点が見られた。つまり、この女性は金が含まれた薬を服用していたことがわかったのだ。

 この女性の骨のDNA分析結果は、まだ出ていないが、それによって、女性のことがさらに詳しくわかる可能性がある。

 だが、これまで判明していることだけでも、女性が生前、重篤な病気だったことがうかがえる。
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