復活を防ぐため。足に南京錠が取りつけられた、400年前の吸血鬼と信じられた子供の遺骨を発掘 (3/4ページ)
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2022年に発見された首に鎌をかけられた女性の遺骨 / image credit:Mirosław Blicharski / Aleksander Poznań・当時は不死者に「吸血鬼」という言葉は使われていなかった
研究チームは、今回、新たに見つかった遺骨のDNA分析を行おうとしている。子供が男の子なのか、女の子なのかは、まだわかっていない。
当時、生きている人々は、死んだ子どもが幽霊となって戻ってくるのを恐れていて、子どもが突然、異常な死に方をした場合はなおさらだったという。
昨年見つかった女性と、今回の子どもは、"吸血鬼"だったのではないかと言われている。
だが、現代の吸血鬼の概念は、もっと後になってから生まれたもので、当時は"吸血鬼"という言葉は使われていなかったという。
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んだ子供たちが復活して戻ってくるのではないかと恐れ、南京錠を使用していた / image credit:Wojciech Miłek/NCU
この墓地からは、ほかにも子供の骨がいくつか見つかっているが、散乱していて、完全な骨格は見つかっていない。
子供の顎の骨のかけらには、緑色のしみがついていた。口の中に銅貨を入れられて埋葬されたせいではないかと、研究者は考えている。これは当時の、伝統的な埋葬の仕方だ。
ポリンスキー誌ら研究チームは、今年の発掘で見つかった遺骨を分析中だが、発掘作業は今後も続けられる予定で、現場でもっと何か埋葬方法に関する手がかりとなるものが見つかる可能性を期待している。