復活を防ぐため。足に南京錠が取りつけられた、400年前の吸血鬼と信じられた子供の遺骨を発掘 (1/4ページ)
[画像を見る]
ポーランドで、足に南京錠が取りつけられ、うつぶせに埋葬された400年前の子どもの遺骨が発掘された。
この子は現代の概念でいう「吸血鬼の子」と信じられていたようで、この埋葬方法がとられた理由は、墓からよみがえるのを防ぐためと考えられている。
この子は、おそらく5歳から7歳の間に亡くなったと推定されている。
・足に南京錠をつけられた子供の遺骨を発掘
発掘された場所は、ポーランド北部の町ブィドゴシュチュ近郊にあるピエン村だ。
子供は、2022年に発掘された、"吸血鬼"だとされる女性の遺体からわずか1.5mのところで発見された。
この女性は、起き上がれないように、首の上に鎌をかけられ、足に似たような南京錠が取りつけられていて、子どもとほぼ同時期に埋葬されたと考えられる。
ここは、「見捨てられた魂」のための集団墓地だったと推測されており、当時の風習として、このような南京錠は、死者を墓に封じ込めるためのものだったという。
[画像を見る]
うつぶせで足に南京錠が付けられて埋葬されていた17世紀の子どもの遺骨 / image credit:Wojciech Miłek/NCU・復活を防ぐための南京錠。吸血鬼の子と信じられていた
ポーランドのトルンにあるニコラウス・コペルニクス大学の考古学者、ダリウシュ・ポリンスキ氏は、「南京錠は、死んだ後でもこの子が人々に恐られていたことを示しています」と語る。