「私のスーツケースを持って、駅の階段を下りていく黒いロングコートの男性。『それは私の!』と叫ぶも、振り向きもせずに...」(福島県・50代女性) (1/2ページ)

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「私のスーツケースを持って、駅の階段を下りていく黒いロングコートの男性。『それは私の!』と叫ぶも、振り向きもせずに...」(福島県・50代女性)
「私のスーツケースを持って、駅の階段を下りていく黒いロングコートの男性。『それは私の!』と叫ぶも、振り向きもせずに...」(福島県・50代女性)

シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Tさん(50代女性)

その日、海外出張から帰ってきたTさんは中型と大型のスーツケースを持っていた。

クタクタだった彼女は、思わず下り階段の前で立ちすくんでしまう。

すると、黒いロングコートを着た見知らぬ男性が、彼女の荷物を持ち上げて......。

ロングコートの見知らぬ男性が...(画像はイメージ)

<Tさんの体験談>

海外出張から帰国し、電車や新幹線を乗り継いでやっと辿り着いた福島県の郡山駅。

夜の10時過ぎだった。

クタクタだった私に中型と大型のスーツケースはとても重く、下り階段の手前で思わず立ちすくみ、他の乗客が階段を降りてゆくのを眺めていた。

「私の!」と叫ぶも...

その瞬間、黒い長いコートの男性が、ヒョイと私の大型のスーツケースを持ち上げ、階段を降りて行く。

「あの! すみません、それは私の!」

と叫んだが、彼はスタスタと階段下まで降りて、そこにスーツケースを置くと、振り向きもせずにさっと行ってしまった。

大きなスーツケースを運んでくれた(画像はイメージ)

慌ててもう一つのスーツケースを持って階段を降りて、「ありがとうございました」と言ってみたが、もうその方の姿は見えなかった。

腰痛気味で、クタクタだった私の大型のスーツケースを下ろして下さった方。

本当にありがとうございました!一気に疲れが吹っ飛びました。

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