CO₂排出量を約40%削減出来る高機能バイオ素材「NeCycle®」を使用して高級感があり環境に優しい化粧品容器の開発 (1/2ページ)

バリュープレス

株式会社プラシーズのプレスリリース画像
株式会社プラシーズのプレスリリース画像

化粧品容器メーカーである株式会社プラシーズ(以下、プラシーズ、注1)は、日本電気株式会社が研究・開発しNECプラットフォームズ株式会社(以下、NECプラットフォームズ、注2)が提供する一般的なプラスチック素材と比べてCO₂排出量の約40%削減を可能にした高機能バイオ素材「NeCycle®(ニューサイクル、注3)」を用いて環境に優しい化粧品容器の開発に成功しました。国際的に高い評価を得ている伝統工芸の漆器(注4)がもつ漆特有の漆黒を表現出来る「NeCycle®」の特性(注5)を活かし、意匠性に優れ高級感ある外観を演出した化粧品容器を実現しています。

本容器は、キャップに「NeCycle®」をボトルにも環境対応素材を使用してプラシーズより製品化し、2024年に発売予定です。なお、NeCycleのようなABS樹脂(注 6)と同等の特性を持つバイオプラスチックを化粧品容器に採用した例は少なく、先進的な取り組みになります。


【開発背景】

身の回りの様々な物に対して環境に配慮した材料の活用が当たり前になっている昨今、プラシーズでは単純にバイオ素材を使用した容器を開発しても特別感がないことから、付加価値の機能を持つ素材を探していたところ「NeCycle®」を知り、2019年から試作を開始しました。特に成形しただけで塗装をしたような艶のある漆ブラックの生地を見て、意匠性での付加価値がある高機能バイオ素材だと感じました。しかし試作はそう容易なものではなく、NECプラットフォームズと協力して幾度となく試作を重ねることで「NeCycle®」の特徴をより理解し成形のノウハウを身に付けることが出来ました。

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