巨大昆虫「ジャイアント・ウェタ」が飼育繁殖を経てニュージーランドの自然へ再導入 (1/4ページ)
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世界最大・最重量クラスの昆虫は今、絶滅の危機にある。だがニュージーランドの人々の尽力のおかげで少しずつ野生に戻りつつあるそうだ。
その昆虫の名は「ジャイアント・ウェタ」。ニュージーランドの固有種で、その中でも最大の「ウェタ・プンガ(Deinacrida heteracantha)」は、恐竜よりも昔からこの地球で生きていた。
ニュージーランドへの入植者が環境を大きく変えたために激減してしまったが、最近ではこの古い生き物を保全しようという試みがだんだんと実を結びつつあるようだ。
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Wētāpunga coming back from the brink・ほぼ絶滅してしまった巨大バッタ「ウェタ・プンガ」
巨大なバッタ目の仲間「ジャイアント・ウェタ」は、11種が知られているニュージーランドの固有種だ。
ジャイアントの名が示すように普通でも35gに成長する大きな昆虫だが、中で最大の「ウェタ・プンガ(Deinacrida heteracantha)」は体重は70グラム。なんとスズメよりも重たい。
恐竜よりも古い時代から生きてきたが、人間が入植し、とりわけウェタを捕食する哺乳類が持ち込まれるなど、環境が大きく変わったことで激減。
ニュージーランド北部ハウラキ湾にあるいくつかの小島を除いて、1840年までにほぼ絶滅してしまった。