実践者が明かす「フィリピン不動産投資」のメリットと落とし穴とは (1/2ページ)

新刊JP

『フィリピン不動産投資術』(ビジネス教育出版社刊)
『フィリピン不動産投資術』(ビジネス教育出版社刊)

「貯蓄から投資へ」というトレンドによって、お金を貯める時代からリスクを取りながら自分でお金を増やす時代への移り変わりが加速している。「投資」についての知識は、今や私たちが生きていく上で必要不可欠なものになりつつあると言えるだろう。

投資には株式投資、投資信託、不動産投資など、さまざまなものがある。そして投資対象は国内だけでなく、海外という選択肢もある。
ただ、海外投資と聞くと、「利回りは高いけれど、騙されるリスクも高いのでは」といったネガティブな印象を受ける人も少なくないだろう。

■ブラック企業の社畜生活から抜け出すために「フィリピン投資」を始める

「アジアには四方八方から追い風が吹いている」と語るのは、投資スクールを運営する町田健登氏だ。

社畜生活を抜け出すために、転職をして海外赴任でフィリピンに渡航。しかし、勤め先の環境はさらにブラックだった。そして、その環境から一刻も早く逃れたいという思いで収入の柱を増やすべく町田氏が始めたのがフィリピンでの不動産投資である。

それから約10年。町田氏はフィリピン不動産投資によって安定収入を達成した。そこには大きなメリットとともに、落とし穴や注意点も数多く存在するという。それをまとめたのが『フィリピン不動産投資術』(ビジネス教育出版社刊)だ。

■なぜ「フィリピン」に注目すべきなのか?

町田氏はフィリピン以外の国にも投資の手を広げているが、やはり注目すべきはフィリピンだとしている。

2000年代に入ってから目覚ましい経済成長を遂げているフィリピンは、国民の消費欲の高さや大規模インフラ政策などに支えられ、国内の利便性の高まりやさらなる消費の拡大が予想されている。

その中で不動産にも注目が集まるのは当然のことであり、町田氏が投資を始めた2010年代と比較しても、不動産価格は上昇しているという。また、フィリピンでは外国人が土地を買うことができず、唯一購入できるのがコンドミニアムといわれる分譲マンションだけ。外国人に対する制限が強い環境において、フィリピン人の力でその価値が上昇しているという点は特筆すべきだろう。

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