吉幾三、生涯現役インタビュー「ドラマの撮影で中山美穂待ち」「ダンプ松本は竹刀で本気で叩いてくるから、ケツに青タンができるわ、爪がはがれるわ」 (1/3ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
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『雪國』をはじめとする国民的ヒット曲の歌い手にして、千昌夫ら数多くの歌手に、楽曲を提供する作詞・作曲家としても知られる吉幾三。彼にはもう一つ、役者としての顔がある。
 後半は役者・吉幾三と、その気さくな人柄から生まれた大スターとの交遊を中心に聞いた!

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 この世界に入り、初めて芝居をしたと言えるのは、自分の曲が映画化された『俺は田舎のプレスリー』(1978年/勝野洋主演)に出たときです。でも、歌の仕事が忙しくて、俺は脇役に過ぎませんでした。

 この映画は、『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』の併映。しかも原案を山田洋次監督が手がけたこともあって、江戸川の土手で撮影中だった監督のところにあいさつに行ったことがあります。ところが、監督は犬の撮影に一生懸命で、俺のことはほとんど目に入っていない様子でした(笑)。

 ちゃんと芝居をするようになったのは80年代半ば。ドラマにレギュラーで出るようになってからですね。

 特にTBSの『夏・体験物語』85~86年)と、NHK大河ドラマ『いのち』(86年)をかけ持ちしたときは大変でした。それぞれ、撮影のやり方も全然違いましたから。

 NHKのほうは事前に本読み(シナリオを読むだけのセリフ合わせ)を、しっかりやるけど、TBSの『夏・体験物語』は、ざっと台本を読んで流れを把握したら、あとは、ほとんどアドリブでOKのノリ。

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