「循環型社会“見える化”の最前線」と題して、NTTコミュニケーションズ株式会社 境野哲氏がウェビナーに登壇 (3/7ページ)

バリュープレス

自動車業界全体の競争力強化やCO2削減などに向けて、必要なデータを安全・安心に交換・共有できるプラットフォームの提供を目指して作られました。設立はドイツ政府が支援する形で行われ、BMW、メルセデス、VW、アウディ、ダイムラーといった自動車メーカーだけでなく、自動車部品をつくるボッシュ、ソフトウェアベンダーのSAP、電機メーカーのシーメンス、通信会社のドイツテレコム、フラウンホーファー研究機構などが入り、さらに米国のマイクロソフト、日本系の旭化成やデンソーのヨーロッパ法人も参加しています。

境野氏はCatena-Xのこうした現状を紹介しつつ、その母体と言えるGaia-Xについて「Gaia-Xは、ヨーロッパの権利を守りながら、世界中の人の声を聞き、新しいルールやビジネスシステムをつくることに挑戦する社会実験だと見ています。すべての産業や地域にまたがるデータ連携の仕組みをつくるには、ライバル企業や、他業界、さらには政府や学術機関、市民団体、消費者が、互いに協力して新しいルールや標準をつくっていく共創活動が必要になります」と述べています(※2)。

オンラインイベントではこうした境野氏の知見をもとに、「環境分野でのオープンイノベーション(異なる立場のステークホルダーが技術や知見を持ち寄って問題解決を図ること)」、「循環型社会を可視化するための人的連携・データ連携」について講演が行われる予定です。イベントの後半では、イベント主催の株式会社ゲットイット 代表廣田をファシリテーターとし、参加者の皆様の質問を交えながら、循環型社会の見える化の課題と展望をディスカッションします。

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