貫地谷しほりがぶつかった「30歳の壁」。30代を自分らしく生きるための「新しい価値観」とは? (1/4ページ)
取材・文:ミクニシオリ 撮影:洞澤佐智子 編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部
カメラの前でもナチュラルで飾らない笑顔を向けてくれたのは、女優の貫地谷しほりさん。中学生時代にスカウトされて入った芸能界で、女優として着実なキャリアを積み上げてきました。
37歳になった貫地谷さんが、映画『シェアの法則』で演じたのは、ミステリアスなキャバ嬢・高柳美穂。個性豊かなメンバーが集まるシェアハウスでの暮らしを通じて、徐々に変化していく美穂というキャラクターからは「学ぶものが多かった」と話してくれました。そんな貫地谷さんも、自身のキャリアの中で「30歳を迎える時、大きな変化があった」のだそう。
誰もがぶつかる「30歳の壁」。この壁は高く、そしてとても怖いもののように見えます。貫地谷さんはなぜ、30歳という壁を乗り越えてなお、20代の頃以上の魅力を身にまとい続けているのでしょうか。
■結婚を機に“家に人がいる安心感”を覚えた
――『シェアの法則』は年齢や国籍、性別などが異なる人々が集まるシェアハウスが舞台となっています。貫地谷さんはシェアハウスに対して、どのような印象を持ちましたか?
私はマイペースなタイプなので、昔は共同生活に対して「大変そうだな」という印象がありました。でも結婚を機に、家に人がいることに安心を感じるようになって、今回の舞台であるシェアハウスでの暮らしにも、心強さを感じました。
――“心強さ”というのは具体的に?
例えば、私が演じた美穂という女性も、シェアハウスで生活していながら同居人とのコミュニケーションをあまり取らず1人で生きていこうと踏ん張っている人でした。ひょんなことから、彼女はシェアハウスの人々との関わり方を変えざるを得なくなっていきます。でもそれは彼女にとって大きな転機になるんです。
私は役を演じる時、キャラクターに共感を求めることはあまりないのですが、美穂からは学べたことが多かったです。